山笑う 季節


先日ちかくの公園に 梅をみに行ってきました。
天気もよく、春が近い気配を感じました。
「山が笑う」
田舎に住んでいたころ教わったことばです。
木々が芽吹いてきて 山がほんのり赤くみえる景色をいうそうです。
六甲山の方をみたら 山が笑っていました。
日本語って、すてきなことばだなあ と思います。
でも 曖昧なところも多くって
誤解を生みやすいことばでもあるのかな?
その人がなにを言おうとしているのか?
その人のことばの本当の意味は?
じっくり ゆっくり、時間をかけてきかないと
その人の真実になかなか近づけない。
その過程がないままでは 何も始まらない。
途中 思わぬ表情が出てきたりして。
そして 一歩 近づけたかな、と思ったら
その人との信頼が生まれていたりします。
もっともっと日本語をうまく使えるようになりたいなあ。
すてきな日本語を大切に使いながら
日々 利用者さんたちと お話させていただいています。
ちなみにこの公園では、学生さんによる 野点(のだて)の日があります。
日本人は季節をたのしむ方法をたくさん知っています。
意外と知られていないこの公園の話で 私たちは
利用者さんたちと 季節をたのしんでいます。
